わが家は、今年で築13年になります。
新築の頃は、床も壁もピカピカできれいでしたが、最近ではあちこちと気になる所が出てきました。
新築時には真っ白だった珪藻土の壁が、だいぶ黄ばんできてしまったので、DIYで壁に【かんたんあんしん珪藻土】を塗ってみました。
それでは、珪藻土の塗り方を詳しくご紹介します。
珪藻土のメリット・デメリット
珪藻とは、藻類に分類される生物で、植物プランクトンの一種です。その珪藻が、海底や湖底、川底などに堆積して化石化したものを珪藻土といいます。
つまり、自然が生み出した鉱物なのです。無数の微細な孔(穴)を持ち、耐火性や吸水性、吸着性、消臭性、保湿・調湿性など、たくさんの優れた性質を持っています。
珪藻土がおすすめな理由(メリット)
自然素材の珪藻土を壁材として使用するおすすめな理由(メリット)をまとめてみました。
アトピーやシックハウス対策
自然素材の珪藻土は有害な化学物質を含んでいないので、アレルギー症状に悪影響を及ぼすことがありません。
結露対策
珪藻土は、吸水性と吸湿性に優れていますので、室内の余分な水分を吸収、湿度を調節して結露やそれに伴うカビの発生を防ぎます。
子どもがいる家庭
家の中で過ごすことが多い子どもにとって化学物質は、なるべく遠ざけたいものです。
その点、自然素材の珪藻土は小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
その他、脱臭・消臭作用、色の種類が多い、火に強いなどがあります。
珪藻土のデメリット
珪藻土を壁材として使うことは、メリットも多いですが、その反面デメリットもあります。
珪藻土のデメリットは以下になります。
- 壁にぶつかったりすると、ぽろぽろと粉が落ちる。
- 汚した時などに、拭きとれずに染み込む。
- 調合の割合によっては効果が得られない。
- 壁紙より費用が高くなることが多い。
DIYには【かんたんあんしん珪藻土】がおすすめ
珪藻土には、メリットもたくさんありますがデメリットもあります。
粉を調合して練りあげコテで塗っていくのは、素人には難しい作業になりそうですね。
せっかく塗った壁が、ぽろぽろと落ちてくるのもショックです。
そんな心配がいらないのがフジワラ化学 かんたんあんしん珪藻土です。
こちらの商品は、さらさらのペンキのような液なので、コテで塗るのではなく、ローラーや刷毛で塗ることができます。
わが家は、もともと壁材は珪藻土ですが、プロに仕上げてもらった左官仕上げの凹凸は消すことなく、上から簡単に塗ることができます。
そのため、新たにコテで模様を付けたい場合は、こちらの商品は向きませんのでご注意を。
誰でも簡単に塗れる珪藻土⇩
珪藻土の塗り方
今回準備したものは、以下になります。
すべてホームセンターや通販などで手軽に買うことができます。
それでは、DIYで珪藻土を塗っていきましょう。
マスキングテープなどで養生する
塗りたくないところや汚したくないところを、しっかりマスキングテープで養生していきます。
この作業は地味ですが、後々の仕上がりを大きく左右するので、焦らず丁寧に作業しましょう。
下地処理をする
塗る壁材によって、下地処理の必要はない場合もあります。
わが家もはじめは、手間やコストがかかるので処理をしていませんでしたが、後から剥がれてしまうことがありました。
そのため、下地を使ってみたところ、ローラーの滑りもよく均等に塗れ、剥がれることもなくなりました。
結果、珪藻塗料の量も節約できるので、珪藻土の上から塗る場合は必須アイテムです。
使った下地はこちらアクドメールです。
きれいに塗るには、やっぱり必要⇩
珪藻土を塗る
ローラーと刷毛を使って、珪藻土を塗っていきます。
今回は、狭い範囲なので刷毛のみを使用しました。
1度塗りでは、薄く下地が透けてしまうので、2度塗りをします。
養生をはがす
珪藻土が完全に乾く前に、マスキングテープをはがします。
完全に乾いてしまうと、はがす時にぽろぽろと珪藻土まではがれてしまうので、注意が必要です。
珪藻土にふれないように、気を付けてはがしましょう。
乾かす
完全に乾くまでは、ふれないように注意しましょう。
乾燥時間は、1回目:2時間、2回目:12時間(20℃) なので、通常の練って使うタイプよりは早く乾くようです。
仕上がり
元の壁との境目はこんな感じで、塗った部分は白くきれいにリフレッシュされました。
13年の歳月で、色がかなり黄ばんでしまったのがわかりますね。
徐々に他の部分も、塗っていきたいと思います。
面積が多いと時間が掛かりますが、やりがいのある作業です。
※壁の種類によっては、変色したりと使えない場合がありますので、心配な場合はプロにご相談ください。
まとめ|DIYで珪藻土
いかがでしたか?
珪藻土の魅力、感じていただけましたか?
今回使った【かんたんあんしん珪藻土】は、難しい知識や技術などは必要なく主婦でも簡単に塗る事ができました。
DIYならコストを抑える事ができるので、節約もできますね。
毎日過ごす家だからこそ自然素材を取り入れて、素敵な暮らしをしてみませんか?
ぜひ、お試しください。
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