今年も花粉の季節がやってきました。
今や日本人の国民病とも言われる花粉症ですが、つらいその症状を少しでも和らげたいですよね。
実は、花粉症の症状を緩和する良い食べ物と悪化させてしまう悪い食べ物があるのはご存知ですか?
毎日の食生活で、花粉症の症状が軽くなるなら試してみる価値は、ありそうですよね♪
それでは、【花粉症対策】花粉症の症状に効く良い食べ物と逆に症状が悪化してしまう悪い食べ物をご紹介します。
花粉症に効く良い食べ物【発酵食品】
花粉症などのアレルギー反応は、体の免疫力を上げることによって、症状を抑えることが期待できます。
なので、免疫力アップの発酵食品を積極的に摂取することが花粉症の症状緩和に効果的です。
ヨーグルト
花粉症に良いと言えば、ヨーグルトと一度は聞いたことがあると思います。
ヨーグルトの他にも納豆、キムチ、味噌などの発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれています。
これらは腸内の悪玉菌を減らし、体に有害な物質の排出を促す働きを持っています。
つまり、腸内環境を整えることで免疫力がアップし、アレルギー症状緩和につながるとされています。
食べる量は?
花粉症対策で、食べる場合は1日200gが効果的と言われています。
大きいパックのものがだいたい400gなので半分の量ということになりますね。
普段から食べなれていない方には、多めの量なので難しい場合はサプリがおすすめです。
カラダの中からバランスを整えたい方におすすめ⇩
ヨーグルトの口コミ
では、ヨーグルトの実際の口コミを紹介します。

ダイエット目的でヨーグルトを食べ始めたのですが、花粉症の症状が劇的に少なくなりました。

毎日食後に欠かさずヨーグルトを食べていますが、激しい症状はなくなり少し鼻水が出て目がかゆくなる程度になりました。
完全に治るというよりは、症状が軽くなったという方が多いみたいですね。
中には、まったく効果がない方もいるようですが、ヨーグルトには花粉症対策以外にも健康増進のためのメリットが多いので試してみる価値はありそうです。
花粉症に効く良い食べ物【ポリフェノール】
高い抗酸化作用があるポリフェノールですが、免疫力アップ、アレルギー症状の緩和が期待できます。
レンコン
レンコンには、抗酸化成分のポリフェノールが多く含まれています。
埼玉医科大学の研究によるとレンコンを9週間食べ続けると、アレルギー症状を起こす抗体の血中濃度が下がったというデータがあるそうです。
食べる量は?
1日に20g~30gを目安に食べると効果的だと言われています。
毎日レンコンを食べるのが難しい方は、レンコンを乾燥させて粉末状にしたレンコンパウダーが便利ですね。
天然100%れんこんパウダー⇩
レンコンの口コミ
では、レンコンの実際の口コミを紹介します。

毎日レンコンを料理で取り入れてきたら、過去数十年間で一番症状が軽いと感じます。

テレビでレンコンが良いと聞いてから食べています。
去年と比べて症状が軽く、薬の量が減りました。
ヨーグルトと同様に完全に治るわけではありませんが、症状が去年より軽くなったなどの口コミが多いようです。
中には、まったく効果がない方もいるようですが、レンコンにはたくさんの効能があるとっても優秀な食材なので、料理に取り入れると良いですね。
甜茶
中国では、古くから健康茶として親しまれている甜茶ですが、甜茶ポリフェノールが含まれており、アレルギーの原因物質であるヒスタミンの過剰分泌を抑える働きのあるそうです。
甜茶には、お腹周りがすっきりするなどのダイエット効果もあるようなのでぜひ取り入れたいですね。
飲む量は?
花粉症対策で飲む場合は、一日120mg程度のエキスを煮出した甜茶を花粉症の時期の2週間〜1か月前から飲むことで効果が高まるそうです。
毎日飲むのが難しい方にはサプリがおすすめ⇩
高カカオのチョコレート
チョコレートにもポリフェノールが含まれていることは有名ですよね。
実はチョコレートは、発酵食品でもあるので花粉症対策として取り入れたい食品です。
ただし、効果が期待できるのは高カカオ(カカオ含有量70%以上)のもので、一般的なミルクチョコレートは砂糖が多いため、症状を悪化させてしまうのでご注意を!
なんとカカオ95%のチョコレート⇩
花粉症に効く良い食べ物【EPAとDHA】
EPAとDHAには、花粉症などのアレルギー症状を引き起こす原因物質「ヒスタミン」を抑える働きがあると言われています。
青魚
イワシ、サバ、サンマなどの青魚に含まれる、EPA、DHAという物質が免疫の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きを持っています。
EPAとDHAには、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果などもあります。
夕食に焼き魚を取り入れるのがおすすめです。
EPA・DHAが入ったサプリ⇩
花粉症効く良い食べ物【ビタミンD】
ビタミンD丈夫な骨を作るのに必要な栄養素ですが、最近では、「免疫調整ホルモン」と呼ばれ免疫力の向上やアレルギー症状を改善する効果が期待されています。
きくらげや干しシイタケなどのきのこ類
ビタミンDは主にきのこ類や魚類に含まれており、その中でも乾物のきくらげにダントツ多く含まれています。
食べる量は?
ビタミンDの摂取量の目安は、成人で1日50~100μg(2000~4000IU)だと言われています。
1粒でビタミンDが25μg摂取できます⇩
花粉症が悪化する悪い食べ物
花粉症の症状悪化に注意が必要な、良くない食べ物をご紹介します。
アルコール
アルコールを摂取することでアセトアルデヒドが生じ、アレルギーの原因物質であるヒスタミンを誘発して花粉症の症状を悪化させてしまうそうです。
生のトマト
生のトマトは、アレルギーの原因物質ヒスタミンを多く含んでいるため、スギやヒノキの花粉症の方は注意が必要です。
※加熱をすればよいそうです。
ファーストフード
ファーストフードやマーガリンなどは、トランス脂肪酸を多く含むため、免疫力を低下させ花粉症の症状を悪化させることがあります。
刺激物
辛い香辛料などを使った刺激物は、鼻の粘膜の毛細血管を広げて鼻水、鼻づまりなどを悪化させてしまうそうです。
まとめ|花粉症に効く良い食べ物*悪い食べ物
花粉症に関係するいくつかの食べ物をご紹介しましたが、花粉症の症状緩和には、腸内環境を良くして免疫力を上げることが体質改善にもなり、効果があるようですね。
どの食べ物も食べれば治るという訳ではなく、即効性は期待できませんが日頃から摂取することを心掛けて、花粉症に備えるのがおすすめです。
良い食べ物
- 発酵食品【ヨーグルト・納豆・キムチなど】
- ポリフェノール【レンコン・甜茶・高カカオチョコレート】
- EPA・DHA【イワシ、サバ、サンマなどの青魚】
- ビタミンD【きくらげ、干しシイタケなどのきのこ類】
悪い食べ物
- アルコール
- 生のトマト
- ファストフード
- 刺激物
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