年齢を重ねて40代に入ると今までになかった肌トラブルなどが突然起こり、びっくりすることもありますよね。
私は、昨年の春あたりから背中の粉吹きに悩まされ、あれこれと対策をしてみましたが、一旦治った症状がぶり返したりと、落ち着かない毎日を過ごしていました。
現在では、粉吹きのないしっとりとした肌に改善できたので、同じ症状で悩んでいる方の参考になればと思い記事にしました。
それでは、【肌の粉吹き対策】顔以外の全身に塗れる保湿クリーム4種類を試したレビューをご紹介します。
※当記事は、個人の感想であり効果を保証するものではありません。
肌の粉吹きは、なぜ起こるの?【粉吹きの原因】
まずは、対策として粉吹きの原因を見て行きましょう。
肌の粉吹きの正体は?
粉吹きの正体は、外側の皮膚のはがれた角層です。
粉吹きの原因は?
湿度の低い冬場などは、乾燥によって皮膚の角層がはがれてしまいます。
また、健康な肌は通常ターンオーバー(肌の代謝)によって、常に新しく生まれ変わり、皮膚の表面を整え保護していますが、加齢や外部からの肌ダメージなどによって、ターンオーバーの周期が乱れてしまいます。
そのため、皮膚のバリア機能を失い、粉吹きなどの肌トラブルが起こってしまう原因となります。
ターンオーバーが乱れる原因は?
ターンオーバーが乱れる主な原因は、
- 睡眠不足・栄養の偏りなどの生活習慣の乱れ
- 乾燥
- 紫外線
- 加齢
- 冷え症
など、私たちの日常では様々な原因が考えらます。
肌の粉吹き対策の基本
それでは、毎日の生活の中で粉吹き対策として何をすれば良いのか、ご紹介します。
入浴の温度を見直す
寒いからと言って、湯船やシャワーの温度を高温にしていませんか?
42℃以上の温度では、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥の原因となってしまいます。
お風呂の温度は、少しぬるめの38~40℃くらいでゆっくりと湯船に浸かるのが良いでしょう。
血行促進やデトックス効果、基礎代謝を上げるお風呂の入り方をご紹介します。
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体はやさしく洗う
ナイロンタオルで、ゴシゴシと体を洗ってしまうと、皮膚のバリア機能を壊してしまい、より症状が悪化してしまう場合があります。
お風呂で体を洗う時には、ボディーソープや石鹸をしっかりと泡立て、手で肌をなでるように優しく洗いましょう。
保湿をきちんと行う
入浴直後の肌はしっとりとしていますが、次第に乾燥を感じることが多いですよね。
入浴後の肌は、バリア機能が低下して、肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。
そのため、入浴後は水分が失われる前(10分以内)に保湿を行うことが重要です。
その際は、顔や手足だけでなく、背中など全身の保湿を心掛けましょう。
生活習慣を見直す
睡眠不足や栄養不足では、肌にも悪い影響が出てしまいます。
質の良い睡眠でホルモンバランスや自律神経を整え、肌に良いとされるビタミン類を積極的に摂取しましょう。
また、適度な運動は血行を促進し、肌に十分な酸素や栄養を届けてくれます。ストレス解消にもなることから、肌のターンオーバーを促す働きも期待できます。
屋外での運動の際は、日焼け止めを忘れずに!
赤ちゃんにも使える「乾燥性敏感肌」を考えた日焼け止めです。
実際に試した保湿方法【ボディクリーム・ボディソープ】
私が肌(背中)の粉吹きを感じたのは、昨年の春でした。
保湿剤を使い一旦症状は治まりましたが、冬になり症状が再発したため、試行錯誤して色々試した結果、1年中で1番乾燥を感じる現在でも肌の粉吹きはなくなり、しっとりとした肌で快適に過ごしています。
では、実際に私が試してみた保湿剤をご紹介します。
ボディーソープ*キュレルボディウォッシュ
まずは、洗うことから見直してみようと、ボディスポンジの使用をやめ、こちらの【キュレル ボディウォッシュ】を購入してみました。
乾燥性敏感肌を考えて作られた【キュレル ボディウォッシュ】は、肌の必須成分「セラミド」を守って洗い、潤いを保ってくれます。
ポンプを押すと出てくるきめ細やかな泡で、全身を洗うことができるので、スポンジを使わなくてもすっきりと汚れを洗い流してくれます♪
必要な皮脂を洗い流さないキュレルは、肌の粉吹きの予防策として、乾燥が気になる季節のみならず、1年中使用しています。
赤ちゃんにも使える肌にやさしい低刺激性の泡ボディウォッシュです。
高保湿ボディミルク*ニベア プレミアムボディミルク
肌の粉吹きが起こる前に使用していた保湿クリームです。
パッケージの表記があるように「高保湿&つや」が特徴で、植物由来のオイルが入っています。プチプラの中では満足できる商品で、上品なローズの香りに癒されます♪
肌(背中)の粉吹きに関しては、改善が見れなかったので、背中以外の部分(手足)や乾燥を感じない季節に予防策として使用しています。
無香料のクリームだけでは、味気なく感じる時に、ボタニカルな香りをプラスできる毎日のお手入れにおすすめなクリームです。
こだわりたい大人のための、つややかな高保湿ボディミルクです。
ワセリン
肌の粉吹きで、皮膚科に行った際に勧められたのが【ワセリン】でした。
※画像は、ドラッグストアで購入したワセリンです。
娘の肌荒れ(粉吹き・かゆみ)は、ワセリンで改善できましたが、40代の私の肌は、保湿はできるものの粉吹きの改善は見られないため、リップクリームやハンドクリーム代わりに使用しています。
ソフトタイプなので、普通のワセリンよりもやわらかく、使い勝手が良いでのリピート購入しています。
伸びが良くべたつきも少なく使いやすい、ソフトタイプのワセリンです。
ヘパリン類似物質*ヒルマイドクリーム
ドラッグストアでポップを目にして購入してみました。
【ヒルマイド】は、ヘパリン類似物質0.3%配合の乾燥肌治療薬で、保湿ではなく治す医薬品として、販売されています。
春先頃から実際に使い始め、3日目あたりから肌の粉吹きは減り、1週間程度で気にならない状態まで改善しました。
夏になり、粉吹きも一切なくなったので、ヒルマイドの使用は一旦やめ、ワセリンとボディクリーム中心のケアに戻しました。
しかし、冬を迎えた時にまた粉吹きが始まり、ヒルマイドを再び使用し始めましたが、1度は治った粉吹きが今回は一向によくなりませんでした。(ヒルマイドの効果なのか、しっとり感は1日中持続しています。)
乾燥肌治療薬。スーと伸びてべとつかないのに、しっとり感は持続します♪
尿素10%クリーム
相変わらず粉は吹いているものの、肌はしっとりとしているため、少し視点を変えて、古い角質を取り除き肌をやわらかくしてくれる「尿素」が入ったクリームを購入してみました。
ドラッグストアには、尿素20%の商品もありましたが、肌のかゆみなど他の症状はないので、以前からなじみのある商品【尿素10%クリーム】を選びました。
尿素10%クリームを数日使用すると、今までよりも大きな角質がポロっと取れ、見る見るうちに粉吹きが減少していきました。
2~3週間ほど使い続けた現在では、粉吹きは一切なくなり、快適な毎日を過ごしています。
リーズナブルなので、コスパを気にせずたっぷり使えます♪
かゆみを伴う場合は、かゆみ止め成分配合の【メンソレータムAD20】がおすすめ!
まとめ|40代 肌の粉吹き対策
肌の粉吹き対策として、実際に試してみた4種類のクリームをご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回試した商品はどれも評判の良いものですが、症状や年齢、季節に合った使い分けをするのが良いようです。
私の場合は、尿素クリームに落ち着きましたが、また変化があったら追記としてご報告したいと思います。
年齢と共にゆるぎやすくなった肌は、季節などのちょっとした変化にも、不調を起こしてしまいます。
今まで使っていたものが急に合わなくなったと感じる方は、ぜひお試しください。
まずは、やさしく洗うことから見直してみましょう。
べとつかないのに、しっとりが持続! ヘパリン類似物質0.3%配合の乾燥肌治療薬。
角質を除去して、たっぷり保湿できる尿素クリーム。
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