日常生活で繰り返し起こる慢性頭痛には、いくつかの種類に分けられますが、頭痛のタイプ別によって、予防法や対処法なども異なります。
まずは予防法を行う上で、自分がどのタイプの頭痛なのかを把握する必要があります。
すでに起きてしまった頭痛には、安静にして必要に応じ頭痛薬を飲むのが良いですが、生活習慣から頭痛予防を心掛けるのも重要です。
毎日の何気ない動作や習慣が頭痛を引き起こしているのならば、気を付けたいですよね。
それでは、生活習慣から防ぐタイプ別【頭痛の予防法】をご紹介します。
タイプ別【頭痛の予防法】
頭痛の原因も様々なように、頭痛の予防法もそれぞれのタイプによって異なります。
片頭痛の予防法
- アルコールは控える
アルコールは血管拡張作用があるため、片頭痛の原因になります。 - 入浴は控える
入浴は血管拡張頭作用がある為、頭痛が起こりそうな時はシャワーで済ませましょう。 - 規則正しく食事を摂る
頭痛は空腹時に起こりやすいので、忙しくてもなるべく規則正しい食事をしましょう。 - マグネシウムとビタミンB2を摂取する
マグネシウムが不足すると血管が痙攣し、痛みに敏感になると言われているので、大豆製品や海藻類を食生活に取り入れましょう。
緊張型頭痛の予防法
- ストレスをためない
気持ちにゆとりを持ち、リラックスしましょう。 - 緊張した頭部や肩、首筋の筋肉をよくほぐす
入浴時や蒸しタオルなどで血行をよくして、こりをほぐすのが効果的です。ストレッチや適度な運動を心掛けましょう。 - 枕の調整
枕の高さが高すぎると、首や肩に負担が掛かり頭痛を引き起こす事があります。 - 正しい姿勢をとるようにする
パソコン、スマホなどの操作を同じ姿勢で長時間行わないように心掛け、1時間に1度は遠くを見るなどして視線を画面から遠ざけましょう。
痛くなりそうな時に、さっとひと塗り↓
群発頭痛の予防法
- 頭痛が起きている時は、アルコールは控える
アルコールの血管拡張作用によって、頭痛がひどくなる場合があります。 - 飛行機など気圧の低い場所は避ける
- 群発期はシャワーですませる
湯舟につかると、血管が拡張して頭痛がひどくなる場合があるので、群発期はシャワーで済ませましょう。
まとめ|頭痛のタイプ別予防法
日常的に繰り返す慢性頭痛の予防には、毎日の生活習慣の改善が効果的です。
タイプによって予防法は異なるので、間違った方法で症状が悪化するは避けたいですよね。
起きてしまった頭痛には、無理をせず頭痛薬の服用や医療機関を受診しましょう。
そして、普段からストレスをためないような健康的な生活を心掛けましょう。
- 片頭痛の予防法
頭痛が起きそうな時は、血管拡張作用がある入浴や運動、飲酒は控える。 - 緊張型頭痛の予防法
ストレッチや入浴で首や肩をよくほぐす。 - 群発頭痛の予防法
群発期には、アルコールや入浴は控える。
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